PonoLipo Shop自由が丘は、2023年末に閉店しました。
現在は、図書貸し出しサービス付きのお教室PonoLipo Club Workshoip & Libraryとなっております。
現在、PonoLipoでは、おもちゃや絵本の販売は、一切行っておりません。
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ほんとうに役立つ学童期の育児書

 これまで私が読んだ書籍の中で、これは、日々学童期の子育てに悩んでいるパパママにとって、ほんとうに役に立つ最高の育児書なのではないだろうかと思った書籍を2冊ご紹介します。

 1冊目は、「It」「スタンド・バイ・ミー」「ショーシャンクの空に」などを書いたベストセラー作家スティーブン・キングの「書くことについて」という書籍です。前半、スティーブン・キングが、自身の生い立ちの中で、書くことに目覚めていく過程を自伝的に書いています。親について、兄弟について、先生や周囲の大人について、非常に示唆に富んだ回想が綴られています。後半は、現実に小説家となるのに必要な「大量に読み、大量に書く」ということについて、いかに日常実践していくか具体的な経験や事例を交えて書かれています。パパママには、特に前半の部分を読むことをお勧めします。忙しい日常なかなか子どもに時間を割けない中で、親の子どもに対するふとした肯定的な一言が、どれだけ子どもの背中を後押しするか、子どもの好きなように自由に過ごさせることが、どれだけその子の自立心と主体性を育むか、改めて気づかされ、勇気が沸いていくる内容です。

 2冊目は、『ハーパーズ・マガジン』『ニューヨーク・タイムズ・マガジン』編集者・記者を経て、フリーのジャーナリストとなったポール・タフの著作「成功する子 失敗する子」という書籍です。これは、アメリカの子どもの貧困と教育政策について、研究者や教育機関、現場の教師や職員に、丁寧に取材して書かれた教育の最前線レポートです。乳児期から大人になるまでを俯瞰した、家庭と教育機関における教育の果たす役割と可能性について、最前線の状況を詳しく丁寧にレポートしていて、大変読み応えのある一冊です。未来が見通せない不安の大きい中で子育てするパパママにとって、乳幼児期の愛着行動(抱っこしたりあやしたり、ヨシヨシしたりという何気ない行動)が将来にわたって子どもの糧になることや、不安を煽る受験産業に惑わされずに、遠い将来まで見越した根気とポジティブな未来志向で子どもを見守り続けていくことの大切さを改めて教えてくれる良書です。

「書くことについて」スティーブン・キング 小学館文庫

書くことについて | 書籍 | 小学館

「成功する子 失敗する子」ポール・タフ 英治出版

成功する子 失敗する子――何が「その後の人生」を決めるのか ポール・タフ(著), 高山真由美(訳)  英治出版

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◆PonoLipo Club Workshop & Library
3,500冊余りの英語と日本語の図書を揃えたライブラリーサービス付きのワークショップです。曜日毎にSTEAM系、英語多読&Phonics、読書&作文の書くワークショップが、ほぼマンツーマンの指導で開講されています。対象年齢は、4〜12歳。物語絵本・児童書から図鑑、事典、科学図書、学習図書まで、幅広い分野の厳選された教育的で夢中になれる図書が揃っています。

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