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PonoLipo 子育てチャンネル 2歳から3歳、楽しい遊びの絵本

 PonoLipo 子育てチャンネルは、自由が丘にある絵本と知育おもちゃのお店PonoLipo Shop 自由が丘から毎週月曜日に1テーマずつ配信していく「子育て応援」動画です。お子様の年齢・発達に合ったおもちゃと絵本の選び方・遊び方を、実際の絵本やおもちゃを通してお話しします。今回は、第18回目の配信「 2歳から3歳、楽しい遊びの絵本」をお届けいたします。
 この時期、少しずつお言葉が出てきて、会話のキャッチボールがだんだん成立して来ます。しっかり会話のキャッチボールが成立し、たくさんお話をできるようになってくるまでは、物語を静かに聞いて文脈を理解していくということは、まだ難しいことが多いと思います。アテンションが散りがちなお子さんは、なかなか絵本を読み聞かせたりできません。読んでいると、自分でどんどんめくっていったり、どこかへ行ってしまったり、絵本はまだまだ早いのかな?と感じる親御さんも多いようです。
 そのような落ち着きなく、アテンションが散りがちで、なんでも触っていじって自分で確かめたい2歳〜3歳の時期にぴったりの、楽しく遊ぶ絵本をご紹介します。絵探しや、絵合わせ、自分でいじって楽しい遊ぶ感覚で親しむことができる絵本が、いろいろありますので「読み聞かせる」のではなく、お子さんとの会話を楽しみ、一緒に遊ぶ絵本を取り入れて「絵本を開くと、パパ・ママととっても楽しくお話ができる」ということを実感させてあげて下さい。
 「絵探し」や「絵合わせ」などの遊びは、知育的にも大変重要な意味を持つ遊びです。集中して画面を舐めるように見つめて何かを探す能力は、自然の中で遊んでいれば、春つくしや四葉のクローバーを探し、夏は虫採りや磯遊び、秋にはどんぐりや落ち葉拾い、冬は雪の中で動く生き物を探すなどなど、常に使って幼い頃から鍛えられる能力なのですが、都市生活で核家族の生活、その上コロナ禍では、かなり弱くなりがちな能力です。
 後々細かな文字の書籍をずっと読み続けたり、地図をみたり、細かい数表を舐めるように見て数字を拾ったりなどという能力に直結しますので、幼い頃から、意識して遊びの中に取り入れていくと良いでしょう。児童書やカードゲームなど、欧米では各社からさまざまなものが、この「絵探し」というコンセプトで発売されています。どれだけ、この遊びが大切かという証左でしょう。
 また、注意しなければいけないのは、この絵探しを夢中になって楽しむ時期というのが、大体2歳〜10歳くらいと、どうやら臨界期(クリティカルポイント)と呼ばれる習得年限があるようなのです。中高生になって、分厚い本を読んだり、辞書や辞典を使いこなしたり、数表や地図を読み込んだりという学習場面で大きな開きが出てくる、一つの要因かもしれません。お子さんに、将来大学進学などの高等教育を受けさせたいと思われる方は、この「絵探し」「間違い探し」などの遊びを意識して、幼少期に取り入れてみて下さい。能動的に「じっと見る」ことができれば、集中することができるようになりますから、集中力の基礎としても、この「舐めるように画面を見て、いろいろなものを探したり数えたりする遊び」は、とても重要です。
 お声掛けしながら、周りの大人が子どもと一緒に遊ぶことが、何より一番の知育です。子どものおもちゃや絵本も、パパやママが、興味を持って楽しく遊べるものを選ぶことが大切です。

PonoLipo 子育てチャンネルでは、毎週月曜日に新しい動画を上げていきます。クリスマスシーズン中でもあり、2,3日前後することがございますこと、ご容赦下さいませ。年末年始にかけては、2歳から3歳までの赤ちゃんにおすすめの絵本とおもちゃをご紹介いたします。

動画で紹介されている絵本やおもちゃは、全てPonoLipo Shop 自由が丘で扱っているものです。ご紹介する絵本やおもちゃを参考になさって、動画で解説する条件を備えた類似の絵本やおもちゃを、ご自身のお好みでお選びいただければ幸いと存じます。