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「小学生のための物語創作ワークブック」で、読む愉しみ書く楽しみを!

昨年2021年末発売いたしました拙書「小学生のための物語創作ワークブック」(ジャムハウス)ですが、発売以来ご好評をいただいております。版元のジャムハウスさんからのお話では、ジュンク堂池袋店での販売速報では、発売1ヶ月と18日の時点で、平均1日1冊以上売れているという数字が上がって来たとのこと、Amazonの高評価レビューや、子育てWEBマガジン「未来へいこーよ」の丁寧な紹介記事掲載など、大きな反響をいただいております。

この「物語創作ワークブック」は、物語を創作するノウハウを丁寧にStep by Stepで学習できる仕立てになっていますが、好きなページだけつまみ食いして楽しんで、最後の物語創作まで辿り着かなくても、ボキャブラリーを確実に増やし、比喩表現や四字熟語、ことわざなどへの理解を深め、確実にその子の読解力・作文力を育む「国語力」をUPするためのワークブックとしてデザインされています。

誰が書いたのか分からないテクストの断片を読ませて読解させていく日本の国語教育は、その子自身が必要とするその子なりの国語力を育むということからは、かなりピントがズレています。その子自身の内側から湧き出すイメージを言語化するプロセスで、語彙や作文技法を学ばせる方が、はるかにその子自身の実になる学習方法なのではないでしょうか。欧米では、その子自身の創作作文から、さまざまな国語表現を学習させています。こちらの方が理にかなっていると私自身確信して、英語圏では各出版社から発売されている創作作文のワークブックを作成したものです。

巻頭には、小学生の間に出会ってほしい、ワクワク夢中になって没入読書体験ができる世界の名作をつぶさに紹介しています。中学生レベルの難しいフィクションも含めて、おすすめの名作リストを巻末に設け、その子自身が、本を読む楽しみをずっと体験していけるように設計しました。

また、いろいろな課題のページで「ヒント」という欄に、小学生にとっては、少し難しい言葉も含めて、たくさんの言葉に出会って、その意味を学んだり考えたりすることができるように工夫しました。

四字熟語やことわざも、たくさんの言葉に出会えるように、巻末にリストを設けています。

ポケモンカードゲームのゲームデザイナー大山功一さんと4人のイラストレーターの皆さんが、腕を振るって描いた楽しいイラスト満載で、親子でゲーム感覚で、物語創作を楽しく体験できるように工夫を凝らした1冊です。

保護者の皆さまには、どうか没入して読む愉しみ夢中になって空想しながら書く楽しみを体験することなく、大切なお子さまを、過酷な受験勉強の場に送り込んだりすることのないようお心掛けいただければ幸いです。読むこと書くことの楽しさを知らずに、詰め込み型受験勉強の場に身を投じるのは、子どもにとって余りに苦しく辛いことと思います。小学校の低学年から中学年にかけて、少しずつ、このワークブックを手がかりにして、読む愉しみ書く楽しみを子ども達と一緒に、遊び感覚で満喫していただければ幸甚です。