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PonoLipo子育てチャンネル36_4歳から6歳までのお声掛けと遊び方 アート・クラフト系のおもちゃ

PonoLipo 子育てチャンネル:自由が丘にある絵本と知育おもちゃのお店PonoLipo Shop 自由が丘から毎週月曜日に1本ずつ配信していく「子育て応援」動画です。お子様の年齢・発達に合ったおもちゃと絵本の選び方・遊び方を、実際の絵本やおもちゃを通してお話しします。第36回目の配信は「4歳から6歳、アート・クラフトのおもちゃ」ということで、ストレス発散効果も高く創造性を育んでいく工作やアート系のおもちゃについてというテーマでお話します。

日本では、絵を描く上手下手や手指の器用不器用について、多くの人が遺伝的な要素が強い事柄だと感じているように見受けられます。手指の発達を含め身体的な発達というのは、幼い頃ほ個人差が大きく見た目に歴然と差がありますが、幼い頃から積極的に取り組ませることによって、発達に伴った形で才能を伸ばしていく伸び代も大きく、遺伝よりも環境的な側面が大きいのではと思います。

周囲の大人が「パパに似て不器用だね」とか「絵が下手だね」などと幼少期に不用意にかけた言葉が、その子の可能性の扉を閉じて鍵をかけてしまうケースも少なくありません。PonoLipo Shop 自由が丘で扱っているフランスの知育おもちゃなどが、明らかに他国のおもちゃに比べて「美しい色彩と色の組み合わせの効果」を感じさせ学ばせる趣向でデザインされているのを見ると、創造性やセンスというものが幼少期から意識して知育していくことで育まれていくものなのだということが理解できます。

その子が成長して生きていく生涯にわたって、手指を使って何かをすることを億劫に思わず楽しく出来るかどうか、創造性やセンスを持って積極的に創意工夫をしていくことが出来るかどうかは、生涯ずっとその子の大きな助けになることと思います。

この4歳から6歳くらいの時期は、ちょうど手指がどんどん自在に使えるようになり、その楽しさ面白さに夢中になっていくことが出来る時期ですので、周囲の大人が意識して、一緒にそうした遊びを取り入れてあげて下さい。ママが手芸を趣味にしている方は、子どもが興味を示して一緒にやりたがるのであれば「危ないから」「邪魔しないで」と遠ざけずに、その子の小さな課題を作ってあげて一緒にやらせてあげて下さい。男の子であればレゴやプラモデル、工作・実験など、パパも一緒に楽しめるものに取り組むと良いと思います。

この時期は「お手伝いして」というと、結構喜んで張り切って一緒に活動してくれる時期ですので、家族の連帯感・信頼を育むためにも、積極的にあれこれお手伝いしてもらうと良いと思います。パパ・ママが、日常忙しくテキパキ先回りして、なんでもやって上げてしまうと、手指を動かして何か作業をすることが、どんどん億劫で面倒臭い辛いことになってしまいますので、要注意です。その子にモチベーションがある時に、例えおぼつかなくてハラハラして見ていられないというストレスを親の方が感じたとしても、ここは、深呼吸して、ゆっくりじっくり丁寧に寄り添ってあげて下さい。

手指を使ってクラフトやアートを楽しむことは、楽しいこと面白いものを自分で想像し創造していく大きな力を育みます。その子自身が自分で色々なアイデアを思いついて夢中になって創作するという「独りで楽しく遊ぶ」時間につながります。そうすれば、あまり面白くないなと思いながら我慢してお友達と一緒にいる他に居場所がないというような感覚を持たずに、マイペースで楽しく暮らしていくことが出来るようになります。退屈でイライラしたりすることもなく、どんどん自分の世界を自分自身で広げていくことが出来るようになります。

子どもに依存的にならず、自立した存在になってほしいと願うのであれば、アート・クラフト系の遊びを積極的に取り入れていくことが大切です。この時注意すべきは、お仕着せで手順通りに作るものばかりではなく、その子のアイデアや発想から始める創作に意識が向かうように、その子の自発的な創作行為に対しては上手下手を言わずに敬意を払って褒め励ましてあげることです。この時期は、親のアテンションを得られるから、褒められるからということで、色々なことを一生懸命やる時期です。もっと褒められたいと思って、その子自身が一生懸命作ったものを丁寧に愛でてあげれば、だんだんその子の自信に繋がり夢中になっていくことでしょう。夢中に取り組めば、最初はおぼつなかくても、どんどん上達していきます。「才能があるね」という褒め方ではなく「一生懸命頑張ったから、すごいのできたね!次どんなの出来るか楽しみだね。」というように、プロセスを意識して褒めるようにして下さい。「頑張れば頑張るほど君の可能性はどんどん広がっていくよ」という信念を持つこと、持たせることが大切です。

 

 

 

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